2021年12月20日に令和3年度補正予算が成立し、2022年度の持続化補助金の上限額引き上げが公表されました。

持続化補助金は、経済産業省(中小企業庁)の補助金であり、地域に制限はなく幅広い業種が対象です。

2021年度の小規模事業者持続化補助金は、通常枠は第7回が2022年2月4日締切で募集されています。また、低感染リスク型ビジネス枠は第5回が2022/1/12締切、第6回が2022/3/9締切で募集されています。今回の持続化補助金の変更は、それらよりも後の募集が対象になる模様です。

2022年度の変更点

①赤字など業況が厳しい中でも、賃上げ等に取り組む事業者や、事業規模の拡大に取り組む事 業者向けに特別枠を創設し、補助率や上限額を引き上げます。
成長・分配強化枠:最大 200 万円、補助率原則 2/3 (赤字事業者の場合には 3/4 )


②後継ぎ候補者が実施する新たな取組や創業を支援する特別枠、インボイス発行事業者に転換する場合の環境変化への対応を支援する特別枠を創設し、上限額を引き上げます。
新陳代謝枠:最大200万円、補助率 2/3
インボイス枠:最大100万円、補助率 2/3

補助対象

小規模事業者が経営計画を作成して取り組む販路開拓等

補助上限額と補助率


【参考】生産性革命推進事業のご案内